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床暖房だけで冬は乗り切れる?

2020年04月24日

マイホームを建てる際に、部屋全体を効率よく暖める事ができる設備として床暖房を導入する方が増えてきています。床暖房は長時間住人が過ごすといわれているリビングやキッチン、廊下に設置するなど、床面積の約7割以上あれば床暖房でも十分に過ごすことが出来るといわれています。ただ家の構造によってはどんなに気密性や断熱性が高い家に住んでいても、階段の吹き抜け部分や和室などは床暖房を設置することが出来ずに、暖気が逃げてしまう構造になるので、場所によっては冬場は床暖房だけでは乗り切れない状態になります。

また住んでいる地域によっても、床暖房だけではなくストーブやヒーターなどを併用して利用したほうが格段に暖かいことがわかっています。冬場になるとどの地域でも室内が寒くなりますが、北国になると気温がグッと低くなる傾向にあるので、床暖房を設置する場合は高い断熱性と気密性を有した建物を設置しないとせっかく暖めた空気が外に逃げてしまいます。

現在、この暖房設備には温水循環式と電気ヒーター式の2種類があり、共通するメリットとして挙げられるのがハウスダストの問題にならないので、アレルギーを持っている方も快適に過ごすことが出来ます。ヒーターやストーブの場合臭いやハウスダストのトラブルが起こりやすいのですが、騒音や臭いの問題もないので静かに暖かな環境を作ることが出来るメリットがあります。また室内に暖房機器を置くスペースを確保する必要がないので、部屋を広々と利用することが出来ます。ヒーターやストーブは小さなお子さんが触ってしまい、火傷のトラブルが起こる可能性がありますが、床暖房ならこういった心配が一切ありません。

ただ、部屋を一定に暖めるためには、外出時はもちろん就寝時にも電源を切らずにいる必要があり、布団に入った時に暑くて寝苦しいと感じたり、無人なのに暖房をつけるのはもったいないと感じる方も少なくありません。そういった場合は睡眠時や外出時は温度を下げて、起床後や帰宅後に温度を上げると行った調節を行うことが必須です。ただ雪国で床暖房だけにするには、気密性と断熱性を併せ持った住宅の高い性能が必須なので断熱性能が悪い家に住んでいる方は、この暖房設備のみではなくストーブやヒーターなどを併用することが重要です。これから新築住宅を建てる予定がある方は、自宅の暖房設備についてハウスメーカーとよく話し合って決めることが過ごしやすい家作りの第一歩となります。